【緑の看板体験レポート続編】焦らされて、私の”先生”は他の客にNTRれる、、、
あれから、何度も頭の中で思い返していた。
指先に残る柔らかな感触。舌先にまとわりつく、あのぬめる温もり。
鼻腔を満たした、野生めいた匂い。
そしてなにより――キス。
ねっとりと絡む舌。歯の裏をまさぐられ、唾液を喉に落とされたときの羞恥。
自分が悦びの底で喘ぎ、完全に“与える側”になっていたあの構図。
あの体験のすべてが、脳の奥深くにこびりついていた。
自分が、あれほどまでに“誰かのために舌を動かしたい”と思ったことが、
生まれてこのかた、あっただろうか。
私は、自分の中の異常な欲望に薄気味悪さを感じながらも、
何度も、部屋の片隅でその記憶に耽り、ひとりで慰めた。
快楽の絶頂に達するたび、
「もう二度と行くまい」と誓ったのに。
それでも、気づけば足は――あの緑の看板の下にあった。
再訪。
扉を開けたときの空気は、あの日と同じ。
木造の廊下の軋み。微かに漂う湿った香り。
ただひとつ違ったのは――先生の態度だった。
「あ、来たの?そこ、うつ伏せで」
その言葉に色気はない。
目も合わさず、声のトーンも機械的だった。
拍子抜けだった。
いや、もとよりそういう店ではないのだ。
あの日の出来事が、偶然の逸脱だったことを、
私は頭では理解していた。
だが、体は……違った。
先生の指が肩甲骨に食い込むたび、
無意識に呼吸が荒くなる。
太腿に、肘がぐっと押し当てられるたび、
なぜか心拍が速まる。
彼女はあくまで職人としての手つきで、
指圧を淡々と進めている。
それなのに――
私は、先に“そこ”が、張り詰めてしまっていた。
焦燥。羞恥。自己嫌悪。
でもそれ以上に、期待。願望。渇望。
「……もう、今日はこれで終わりね。起きて着替えて」
先生の声で我に返る。
……終わり?
何も起きなかった。
施術は完璧だった。指圧の精度も前回以上だった。
でも、私は何を期待していたのだろう。
立ち上がると、彼女は無造作にタオルを片づけながら、ふとこう言った。
「次のお客さん入ってるね、またね」
その声音は淡々としているのに、
なぜか、突き放された気がして、胸がきしんだ。
けれど次の瞬間。
彼女がほんの一瞬、私の膨らんだ股間を横目で見て、
鼻で笑った。
「また、そうなってる。ほんと、どうしようもないね」
一言、それだけだった。
でも私は、その一言に、
前回以上の屈辱と興奮を、同時に感じていた。
私はゆっくりと射精していた。びゅる~びゅるるる
あの階段を下りながら、、、
そして男とすれ違った。
ドアを開けて先生が男を歓迎する声がする。
これまで感じたことのない焦燥感が私の括約筋を引きつらせ、会陰を突かれたような痛みと快感が走る。
射精が終わった。
彼女は、何もしていない。
ただそこにいるだけで、私はこの有様だった。
<つづく>

